観葉植物の増やし方

◇観葉植物の増やし方
観葉植物とはそもそも生育が盛んです。高温多湿など、観葉植物の適した条件下に置いておいてあげるだけで、どんどん大きくなったり枝葉を伸ばしていきます。よって基本的に繁殖させやすいのです。

それでもやはり増やし方は、その観葉植物に適した方法を選んであげる必要があります。全然適さない方法で増やそうとしても、植物は応えることができず、枯れたり腐ったりしてしまうので注意します。
観葉植物ごとの個別の増やし方については、各々の項目でご紹介しておりますので、どうぞご参考になさってみてください。


●挿し木/茎挿し
要らない蔓、伸びすぎた茎等をばっさり切り、その切った茎が長ければ更に適当な長さに切って、土に挿しておきます。このとき、植物の先端、天芽を挿す場合を天芽挿しとも言います。
気をつけて管理をしてあげると、やがて茎の節のわき辺りから新しい芽が芽吹いてきます。


●挿し木/水挿し
伸びすぎてしまった蔓性の植物等を、水を入れたコップなどに挿しておくことを言います。花瓶に花を挿しておく要領でいいです。
そうすると、根が伸びて、徐々に植物の形を再生していきます。観賞用にそのまま水につけておいてもいいですし、根が伸びてから鉢に植えてあげることもできます。
水が腐らないように、ときどき水替えをしてあげてください。


●挿し木/葉挿し
葉から再生できる植物は、茎から再生できる植物より少ないですが、葉挿しができる植物であれば、茎挿しと同じ要領で世話をしてあげます。


●株分け
鉢から株を取り出し、新しく植える鉢の大きさに合わせて、株をカットします。はさみを使うとやりやすいです。
このとき、株には水を切らし気味にしておくと、新しい環境で一生懸命水を飲もうとするので、株分けの前には水を与えないようにするといいです。


●実生
種から育てる方法です。